大崎・五反田は、東京の7副都心のひとつ。
副都心の中でも「先端技術の交流する街」として特徴づけられ、研究開発型産業を核とした発展が期待されている。実際、大崎駅の周辺には、ここを発祥の地とするソニー(創業時の社名は東京通信工業)や明電舎など、技術力を売り物にする企業が多数立地している。
また、7副都心の中でも、中心部に川が流れているのは大崎だけ。水質浄化の取り組みの中、地域の魅力のひとつとして生まれ変わりつつある。川に面することを景観計画に取り込む他、いこいのスポットとして活用したり、環境配慮の面でも、ヒートアイランド対策の軸として活用が考えられている。
大崎駅の周辺で再開発が同時並行的に進んでいることも、大崎のポテンシャルを高めている。道路が拡幅され、緑豊かな空間が作られ、景観に配慮された美しい建物があちこちで姿を見せつつある。 |